最近トラネキサム酸(トランサミン)が肝斑の治療薬として、またしみ・そばかす治療、美白を目的に使用されています。この美白効果を持つトランサミンをお肌に塗り、その上から微弱な電流を流す事でお肌に塗るだけの場合よりも、皮膚の真皮層まで有効成分を浸透させることができます。
また、トランサミンは、しみの周囲の皮膚には影響を与えないので、しみが自然に皮膚の色になじみます。特に、余分な角質が除去されているピーリング後に行なうと、有効成分が浸透しやすくなります。
施術時間は15分程度です。1週間に1回行うと効果的です。
30代から40代の主に女性に見られる茶褐色のしみです。頬や額、口の周りなどに左右対称に地図状に現れます。
肝斑の原因ははっきりと特定されていません。妊娠やピルを服用することによって出現することが多いことから、女性ホルモンのバランスが影響していると言われています。
しみ治療のひとつとしてレーザー治療がありますが、肝斑の場合はレーザー治療によって色が濃くなるなど、かえって悪化してしまいます。
両頬に地図状のしみが現れた場合は、自己診断せずお肌の専門医の診察を受けることで、悩みを改善することができます。