炭酸ガスを発振物質とする10,600nmの波長を持つレーザー光を発生します。このレーザー光は色に関係なく吸収され、皮膚に照射するとほとんど(約99%)は皮膚組織内の水分に吸収されてしまいます。そのとき熱を発生し、この熱エネルギーが、一瞬のうちに組織を気化・蒸散させてしまいます。
治療時間が短く、治癒も早いのが特徴です。治療はレーザーで行うので、皮膚への接触がない為、肌へのダメージが非常に少なく、まわりの健康な皮膚を傷つけずに、ピンポイントで“ほくろ”や“イボ”だけを除去することができます。局所麻酔をしますので、痛みはほとんどありません。
高周波メスを使用して、ほくろを浅く切除します。熱変性が非常に少ないことが特徴です。周波数が500kHzの一般的な電気メスは熱変性が650μ(ミクロン)もあり、サージトロン(4.0MHz)では、たった15μ(ミクロン)の熱変性しかありません。熱変性が少ないと言うことは、組織を炭化させず、創傷治癒を助け、よりからだにやさしい治療といえます。ほくろを除去した部分は、かさぶたとなり、1~2週間ほどで自然に剥がれます。局所麻酔をしますので、痛みはほとんどありません。
イボ・ほくろの除去